2011年9月3日土曜日

信州→ロシア→スペイン


やっぱり継続してブログを更新するのは難しい。
日本で暇をしているときですらこの調子だとこの先が思いやられる。行く末も見え見え。
しかし、「絶対お前のブログは続かない」とか期待されちゃうとやっぱりそれを裏切りたいので頑張ろうと思う。

今日、9月3日は出発の日だ。

早朝、成田空港へ向かうために最寄の駅で母と別れる。
空港まで見送りに来てくれた人が一人。
別れ惜しいけど、「いってきます」。

一年後の日本は変わっているのだろうか。
高校時代にベルギーから帰国した際には、あまり身の回りが変わった気はしなかった。
家や高校の周りの店が潰れていたり、新しい店が出来ていたりはしていたが、それは極小さな変化だった。
高校の友人だって、何も変わらずに学校生活を送っていた。
今回はそうは行かないのではないか。
日本自体が、3.11以降様々な面で転換しようとしている。エネルギー政策、経済政策、増税問題を含めた財政政策。
日本が転換をしようとしている時に、その国にいれないのは少し残念な気もする。
しかし、遠く離れたヨーロッパからそれを見ていくというのもそうはできない経験のはず。
よい意味でも悪い意味でも今はネットを通して日本のニュースがリアルタイムでどこでも入手できる。
スペインでの勉強には集中するが、日本からの情報はシャットアウトするのではなく、ある程度情報を入れながら
スペインからも日本について考えてみたい。
また、日本の友人の多くはこれから真剣に就職活動やその後の進学などについて考え、それぞれの道へ進んでいく。
帰ってきたら、卒業後の職が決まっている友人も少なくないだろう。
そう考えるとますます来年日本に帰ってきた時の日本や、自分の身の回りの変化を見るのが楽しみである。
もちろん、逆にスペインで一年間過ごして自らも成長したことも周りの人に見せないといけないけども。
とか考えながら12:00発の飛行機に乗り込む。

さて、なぜタイトルが「信州→ロシア→スペイン」なのか。
日本出発直前には家族と三日間信州旅行に出かけ、今現在はロシアの首都モスクワにおり、これからスペインへいくからである。
なぜモスクワにいるのか。
日本からスペインへ行く場合、直行便は存在しないため、ヨーロッパのどこかハブ空港を経由しなければならない。
ルフトハンザでフランクフルト経由、ブリティッシュ航空でヒースロー経由などがメジャーなルートだろう。
しかし今回僕が9月の頭で見つけられた一番安い航空会社はアエロフロート・ロシア航空だった。
そしてこの航空会社を使うと必ずモスクワを経由することになる。

世間一般のアエロフロートに対する印象はお世辞にもいいとは言い難い。
ネットには、シェレメチェヴォ空港で乗り換えの際に荷物がなくなったという「被害者」の書き込みが掃いて捨てるほどある。
うちの大学のある教授からは「アエロフロートでモスクワ経由は荷物がすぐ無くなる。やめたほうがいいんじゃない?」と忠告された。
また、機内サービスも悪いとも幾度となく聞いた。
でもその時にはもう航空券の予約は完了していた。後の祭り。

乗ってみての感想。
機内食はチキンのクリーム煮、白飯、寿司、生ハム、サラダ、コッペパン、ブランデーがきいたケーキ。さらに食後にたたみ掛けるように
バニラアイスクリーム。
個々の味は悪くない。ただ、組み合わせがね。
この機内食の組み合わせと、機内放送の良くわからない(当たり前だけど)早口のロシア語とロシア語と聞き違う英語を我慢
すれば、あとは添乗員はみなニコニコ接客だし特段サービスが悪いわけじゃない。
これで、マドリードでちゃんと荷物が出てくれば問題なく次からもアエロフロートを利用しよう。

成田ーモスクワ間、9時間半。
当然といえば、当然だが日本海を越えてからはひたすらロシア上空を飛行する。こうしてみるとロシアという国の広大さがよくわかる。
これより、ヨーロッパの東の果てモスクワより西の果てマドリッドへヨーロッパ大横断。

空港で急いで書いたら支離滅裂な文章になってしまった。失礼。
次回からはスペインよりこのブログの趣旨であるスペインでの生活について書こうと思うので、今後ともヒヤヒヤしながらこのブログの経過を見守ってくれればと思います。

2 件のコメント:

  1. 俺の「納豆とプリンの朝食」並みに気持ち悪いコンビネーションだな・・・

    空港まで送りに来てくれる人がいて羨ましいこと、オホホホ。

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